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犠牲陽極工法

SACRIFICIALANODE

犠牲陽極工法

 犠牲陽極工法は、鉄よりもイオン化傾向の高い(錆びやすい)亜鉛の性質を利用した技術です。亜鉛を特殊モルタルで成形した陽極材(ガルバシールド)を既設鉄筋に取り付けるだけで防錆効果を発揮する流電陽極方式の電気化学的防錆工法です。

犠牲陽極工法の特徴

01 長期防錆効果

 腐食環境に対応して発電するため、過電流がなく長期間の補修効果が期待できます。

02 簡単施工

 既設鉄筋に犠牲陽極材を取り付けるだけの簡単・迅速な施工です。
大掛かりな電源装置などは使用しません。

03 工期短縮

 複雑な配線工事などがなく、工期短縮が可能です。

04 優れた経済性

 局部的な補修が可能で外部電源式の工法に比べコストが安価です。

05 外部電源不要

 犠牲陽極材の自己発電を利用するため外部電源は不要です。

製品一覧表

  XP CC135 CC65 XP2 XP4 DAS
施工方法
XP
直接設置
CC135
コア削孔
CC65
コア削孔
XP2
直接設置
XP4
直接設置
DAS
直接設置
防食レベル
XP
鉄筋防錆
(マクロセル)
CC135
腐食抑制
CC65
腐食抑制
XP2
腐食抑制
XP4
腐食抑制
DAS
腐食抑制
寿命
XP
約15年
CC135
約15年
CC65
約15年
XP2
15年~22年
XP4
22年~35年
DAS
~35年
亜鉛量
XP
60g
CC135
60g
CC65
60g
XP2
100g
XP4
160g
DAS
~3kg/m

防食性能

※ 耐用年数は、腐食環境により前後することがあります。

施工例

BOX擁壁修復
橋台修復
ガルバシールドXP4
ガルバシールドXP4